スピカぴかぴか、ましゅまろパクパク

性格の悪さを露呈するログ ※毎日書いてます

家への方向順風、追い風【23/11/07】

昨日映画を観た後の帰り道のメモから

観た映画は「人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした」

ネタバレなんてあってないようなもんか

では

 

雨は降らなかった

帰り道は風が強い

家への方向順風、追い風

悪くない

 

映画は良かった

最初は深夜にやる映画の雰囲気だった

後半にかけ

いや、後半にかけて良くなってきたわけではなく

映画の持つ空気感に飲み込まれた

誰かが死ぬとかとびきりの不幸があるわけではない

誰かの日常を覗き込んだ気分

 

主人公は自分の人生に関わってきたような人だった

映画を観る人によっては主人公は終始嫌な奴に見えたかもしれない

でも自分は嫌いになれない

あぁ、確かに遠い親戚のような感覚になる

 

別に映画なんて起承転結がしっかりしてて伏線があって

他人の人生観に一石投じるものじゃなくてもよくて

日常を切り取るだけでも作品になるんだなぁ

 

 

こんなに暗いのに初めての道を通る

よく見ると道の端には蓋のされてない用水路

怪我なんかしたら笑える

笑えないが

 

数十メートル街頭がない

スマホの明るい画面を見た後に前を向くと

目がやられて前が見にくい

今は夜

気を付けないと事故になる

 

街灯がLEDになっていく

気づけば家の周りの街灯が全部LED

少し前まで消えかかった街灯が

チカチカと何もないとこを照らしてたのに

いつの間にか消えた街灯がそこにあったのに

やけに眩しい街灯がそこにはある

ゆっくりとパワーが弱くなるんだろう

変えられることはなくなるんだろう

街とともにゆっくりと暗くなっていくんだろう

誰にも気づかれずに

そっと